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廃車手続きはローン中でもできるのか?方法と注意点を解説

まだ、ローンの支払いが途中であっても廃車にする必要のある場合があるでしょう。
しかし、実際にはローンが残っている車は廃車にできる場合と出来ない場合とがあります。
今回の記事では、ローン中で廃車手続きをする方法や注意点を解説していきます。

ローンが残っている車を廃車にできないケース

ローンが残っている車を廃車にできないケースとして、自動車名義が自分のものではないときが考えられます。
自動車ローンは、支払いが滞ったときのリスクヘッジとして、所有者名義が貸し付けを行ったディーラーやローン会社になっていることがあります。
所有者名義が自分以外の場合、その車は自己所有とはいえないため廃車はできません。
また、ローンの滞納がなく、自己所有の車だとしても、自動車税を2年以上滞納している場合、嘱託保存という状態になるので廃車をすることができません。

ローンが残っている状態で廃車手続きを行う手順とは

ローンが残っている状態で廃車手続きをするためには、次の手順が挙げられます。

  • 自分を所有者にする
  • ローン完済する
  • 所有権解除をする

自分を所有者にする

もし、所有権が自分にない場合は変更が必要です。
ディーラーやローン会社に名義がある場合は、所有権の変更をしましょう。

ローン完済する

自身の名義に変更ができたら、ローンの残高を一括で返済する必要があります。
ローンを一括で返済する場合、利息分で総額が安くなる場合がほとんどでしょう。
そのため、ローンの返済を一括で行う場合は早めに借入先に相談をしておくと少しでも総額を減らせます。
ローン残高を一括返済できない場合は、毎月の返済負担を減らすローンの組み換えや、もしできない場合は自動車税務署に相談してください。

所有権解除をする

ローンの返済が終わったら、車検証に記載された所有者に所有権解除の手続きをおこなうことを伝えます。
ローンの残債がある場合は、所有権留保の状態になっています。
ディーラーやローン会社が担保として保有している状態であり、ローンの返済ができない場合は車の回収を行えるといった状態です。
所有権の解除をするためには、車検証や完済証明書のほかに印鑑証明書を準備しましょう。

ローンが残っている状態で廃車手続きを行う注意点とは

ローンが残っている状態で廃車手続きを行う場合次の注意点が挙げられます。

  • ローンの一括返済を検討する
  • 自動車税の支払いを止める相談をする
  • 廃車した後に自動車保険の解約をする
  • 走れない車はレッカー車を手配しなければいけない

ローンの一括返済を検討する

ローンが残っている状態で廃車手続きを考えるにあたって、まずローンの一括返済を検討してください。
一括払いをすることで利息分がなくなることから、支払いを大幅に減らせる可能性があります。
少しでも早く返済すれば、その分利息の支払いを減らせるでしょう。
しかし、無理に一括で支払って生活に支障がでないようにすることも重要です。

自動車税の支払いを止める相談をする

自動車税は、廃車手続きが完了するまで支払い義務があると考えられがちです。
しかし、車の廃車を検討していることを自動車税事務所に相談することで自動車税の停止ができる場合もあります。

廃車した後に自動車保険の解約をする

抹消登録をすることで、自動車税の支払い義務は自動的になくなります。
しかし、自賠責保険や任意保険は自動的にはなくならないので、解約手続きが必要です。
解約の手続きをしないと、継続的に支払いをしなければいけないので注意しましょう。
また、保険によっては保険期間が残っていれば返戻金を受け取れる可能性があります。
保険会社が書類を受け取ってはじめて解約となるので、廃車手続きをすると決まったら早めに保険会社に連絡をしてください。

廃車手続きに関することは有限会社梅田商店へお問い合わせください

廃車手続きはローン中でもできるのかどうか、また方法や注意点を解説しました。
ローンが残っていても廃車にすることが可能ですが、まずローン会社やディーラーへの相談が必要になります。
ローンを一括で返済することが負担を減らし、もっとも良い方法ですが、難しい場合でもローン会社やディーラーがローンの支払いを確約することで所有権の解除に合意してくれる可能性もあります。
所有権の解除手続きが終わって廃車をする場合は、自動車解体業者に依頼しましょう。
廃車にする車以外に廃棄物があった場合でも、スムーズな対応ができる有限会社梅田商店にお任せください。